大気中に含まれる水蒸気が、地面や草木の表面について凝結した水滴を露といいます。一年中見られるものですが、秋に最も多いので、単に露といえば秋の季語になっています。露を題材にした上生菓子は、草色のきんとんの上に透明な錦玉をさいの目にして散らしたデザインのものが代表的な意匠です。