落し文

落し文 · 2018/07/10
「落し文(おとしぶみ)」煉切製:桔梗屋 若草色に染めた煉切を葉の形に抜き、木型で押して葉脈をつけます。白こし餡を芯にして、そのまわりに白小豆の蜜煮を付けたものを、さきほど作った葉で巻き包み、錦玉製の露を添えたお菓子です。 「落し文」とは、本来、公然とは言えないことを記し、わざと道などに落としておく文書のことです。...

落し文 · 2015/05/28
「よそえ文(よそえぶみ)」こなし製:鶴屋八幡 薄緑色に染めたこなしを木の葉の形に型押しをし、餡を巻き包みます。さらに、白いこなしを小さく丸めて作った露を3つ添えたお菓子です。 葉脈は普通凹みで表現しますが、鶴屋八幡さんのは凸で描いているのが独特です。また、菓銘もひとひねりあり、露の数が多いのが特徴ですね。

落し文 · 2015/05/28
「落し文(おとしぶみ)」煉切製:丸寿 黄緑色に染めた煉切を木の葉の形に型押しをし、餡を巻き包んでいます。 このテーマのお菓子では、白い煉切やこなしを玉状に丸めたものを添え、露に見立てることが多いのですが、丸寿さんのは露はのっていません。 目の覚めるような鮮やかな色合いと、葉っぱの辺縁のギザギザが特徴です。

落し文 · 2015/05/28
「落し文(おとしぶみ)」煉切製:三鈴 淡い緑色に染めた煉切を木の葉の形に型押しをし、餡を巻き包みます。さらに、白いこなしを小さく丸めて作った露を添えたお菓子です。 葉っぱがぽってり分厚いのと、下からすくうように巻いた巻き方が独特ですね。

落し文 · 2015/05/28
「落し文(おとしぶみ)」こなし製:鶴屋吉信 淡い緑色と白にぼかし染めたこなしを木の葉の形に型押しをし、餡を巻き包みます。さらに、白いこなしを小さく丸めて作った露を添えたお菓子です。 初夏は自然が輝きはじめる季節ですね。 草花ばかりでなく、虫たちにとっても活動が活発になっていく時期です。...