秋の七草の上生菓子(桔梗・すすき・撫子・萩以外)

 

様々な上生菓子を集め続けて、かれこれ5年になりますが、毎年秋に課しているノルマがあります。 新デザインの秋の七草のお菓子を7種類すべて集めることです。「秋の七草」は、山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集の中で秋の草花として詠んだ七種類の植物に由来しています。 歌の中に詠まれた順に挙げると、萩の花、すすき、葛の花、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗となります。 このうち萩、すすき、撫子、桔梗はそれぞれ別項目を設けて掲載しています。葛の花と藤袴は既製品で毎年新しい意匠のものを見つけるのが困難なため、当図鑑オリジナルで創作したものもあります。