夏衣(なつごろも)とは、夏に着る衣の総称で、特に和服のことを指します。生地としては木綿や絹、麻類、上布類など夏に向いた素材を使います。また、和歌の世界では、「ひとへ」「うすし」「たつ」「き」「ひも」「かとり」などにかかる枕詞でもあります。夏衣は「なつぎぬ」と読むこともあります。お菓子としては、葛などの透ける素材を使った涼しげな意匠が多いです。