おもがし(主菓子)

 

主菓子とは、茶の湯において主に供されるような上品な生菓子のことで、上生菓子(じょうなまがし)とも呼ばれます。

 

茶席で使われるお菓子の種類は大きく分けると、主菓子と干菓子の二種類があり、基本的に濃茶(こいちゃ)では主菓子を、薄茶では干菓子をいただきます。 

 

主菓子は饅頭や餅菓子、羊羹、きんとん、練切などの、ボリュームのあるお菓子が使われます。自然や四季折々のものをイメージして作られたお菓子で、それぞれ情緒ある銘がついていて、季節感を盛り上げてくれます。

 

2月の主菓子の例として、一足早い春を喜ぶ梅にちなんだお菓子