実り

実り · 2017/10/07
「山あけび(やまあけび)」署蕷製:文銭堂本舗 紫芋の天然色素で紫色に染めた署蕷生地で、小豆つぶし餡と栗、ういろうを包んだお菓子です。背中の中央に割れ目を入れ、山あけびを写しています。 植物由来の落ち着いた紫色が、あけびに生き生きとした生命感を与えていますね。...

実り · 2017/10/07
「あけび」煉切製:一炉庵 ピンクと白に染め分けた煉切で小豆こし餡を包み、あけびの実をかたどった木型で押し抜き、つや寒天を塗り照りを出します。さらに、緑の羊羹製の蔓(つる)と葉を添えたお菓子です。白煉切の部分には黒胡麻が練り込まれていて、種に見立てています。...

実り · 2017/10/07
「あけび」煉切製:栗山 小豆こし餡を芯にしてそのまわりを黒胡麻入り白こし餡で包みまるめ餡玉にします。緑色に染めた煉切と小豆煉切を合わせぼかした生地で餡玉を包みまるめ、ヘタを付け、背中の中央に割れ目を入れ、中の餡を露出させ、あけびの実を写したお菓子です。 果皮のなんとも絶妙な色合いに、黒胡麻を種に見立てた果肉がとてもリアルですね。...

実り · 2017/10/07
「実り(みのり)」薯蕷製:三英堂 小豆こし餡入りの薯蕷饅頭に稲穂の焼印を押したお菓子です。

実り · 2017/10/07
「穂波(ほなみ)」かるかん・蒸し羊羹製:両口屋是清 黄色く染めた、栗入りのかるかんに蒸し羊羹を合わせ、こがね色に実った稲田を写したお菓子です。 かるかんと羊羹の接合部を波形にすることで、秋風と戯れるように揺れている稲穂の光景を表現しています。

実り · 2017/10/07
「みのり」煉切製:柏屋 黄色と白にぼかし染めた煉切生地に千筋を付け、二つ折りにして栗餡を包みます。さらに、稲穂の型を押し、鳴子縄(なるこなわ)に見立てた赤色煉切の紐を添えたお菓子です。 鳴子とは、実った稲穂をついばみに来るスズメを追払うための仕掛けのことです。...

実り · 2017/10/07
「萬作(まんさく)」煉切製:秋色庵大坂家 小豆煉切に黄色に染めた煉切を合わせ、黄身餡を包み、俵(たわら)形の木型で押し抜いたお菓子です。 ワンポイントに一本の稲が添えられた意匠になっています。 萬作(まんさく)とは、 穀物がよく実ることで、豊作と同じ意味です。...

実り · 2017/10/07
「黄金の波(こがねのなみ)」錦玉製:菊家 稲穂の稔った田園風景を錦玉で写したお菓子です。 たわわに実って頭を垂れている稲穂は炒り米でできています。 また、ユーモラスな案山子(かかし)は緑色の羊羹で、一面鮮やかに色づいた稲田は栗の蜜煮で表現しています。...

実り · 2017/10/07
「豊年(ほうねん)」煉切製:ちもと 黄金色に染めた煉切で小豆こし餡を包み、たわわに実った稲穂の姿を彫り込んだ木型で抜いたお菓子です。 「豊年」とは、五穀、その中でも特に稲の実りのよいことを意味します。...

実り · 2017/10/07
「鳴子(なるこ)」煉切製:菊家 一部分を緑色にぼかし染めた黄身餡生地で小豆こし餡を包み、稲穂を彫り込んだ木型で押し抜き、ところどころ焼き目を付けます。さらに、その上に煉切で作った鳴子をのせて完成です。 鳴子とは、実った穀物など、農作物を食い荒らす鳥や獣などを追払うための仕掛けのことです。...

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