· 2018/09/01
「柿(かき)」煉切製:みのや本店 緑と黄色にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包みまるめ、煉切製のへたをのせ、色づき始めた柿を写したお菓子です。 みのや本店さんは、季節の移り変わりに合わせ、柿の色合いも微妙に変化させて丁寧に描いています。

紅葉 · 2018/08/30
「下染(したぞめ)」錦玉製:とらや クチナシ色素で橙色~深緑色に染めた錦玉液を楓形の瀬戸型に入れ固めたお菓子です。中は白小豆こし餡。 文政12年(1829)に初めて創作されたという歴史ある一品です。 「下染」とは染色用語で、...

錦玉 · 2018/08/29
まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、今日は美味しい錦玉羹が食べたくなって「みのや本店」さんに行ってきました。 創業明治43年(1910年)という100年以上の歴史を誇る横浜の名店です。 錦玉が目当てだったのですが、あまりにも美味しそうなどら焼きに目がくらんでしまい、まずこちらを購入。

清水 · 2018/08/26
8月も終わりになって、連日、猛暑日が続いています。 本来なら、秋らしいお菓子をお届けしなければならない時期ですが、まだまだ水辺が離れられません。

朝顔 · 2018/08/25
「あさがお上用(あさがおじょうよう)」薯蕷製:金米堂本店 ピンク色に染めた薯蕷生地で小豆こし餡を包みまるめ、上部中央をへこませ、そこにしべに見立てた黄色い珠状の薯蕷を配します。さらに、緑色の薯蕷生地を葉っぱの形に抜いたものを添え、蒸し上げたお菓子です。...

むくげ · 2018/08/24
「花むくげ(はなむくげ)」葛製:鶴屋吉信 紅餡に一部分白餡を付け、葛で包み茶巾絞り仕立てにし、黄色いこなし製のしべを添え、木槿(むくげ)の花を写したお菓子です。 「炉には椿、風炉には木槿」といわれ、木槿は夏のお茶席の代表花とされています。...

水羊羹 · 2018/08/23
このところ関東地方は、比較的しのぎやすい気温となり、いよいよ秋めいてきたかなと思っていたところ、今日はまた暑さがぶり返し、水羊羹が無性に食べたくなりました。 夏の訪れとともに和菓子屋さんの店頭を飾る水羊羹は、まさに初夏を告げるお菓子ですが、そろそろ食べ納めの時期となってきましたね。...

夏の花 · 2018/08/22
「待宵草(まつよいぐさ)」外郎製:両口屋是清 白と黄色にぼかし染めた外郎生地をうすくのし、何層も折りたたむようにして小豆こし餡を包んでいます。 晩夏の夕暮れ時に黄色い花を咲かせ、翌朝、しぼむ頃には橙色に変化する「待宵草」を写したお菓子です。...

瓢箪 · 2018/08/10
瓢箪(ひょうたん)は、秋に実をつけることから、俳句の世界では初秋の季語になっています。 「なりひさご」「ひさご」「ふくべ」とも呼ばれます。

桔梗 · 2018/08/09
「桔梗(ききょう)」きんとん製:豊島屋 紫色と白に染め分けた二種類の生地を重ね、漉し器で濾してそぼろにします。小豆つぶし餡の餡玉のまわりにバランスよくそぼろを植え付け、桔梗を写したお菓子です。 きんとん製で桔梗を描く場合、緑に染めたきんとんを葉に見立て、その上に煉切やこなしでかたどった花を配するのが一般的です。

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