きんぎょく(錦玉)

 

錦玉(きんぎょく)とは、煮て溶かした寒天に砂糖や水飴などの甘味を加え、冷やして固めた和菓子の事です。「錦玉羹」「金玉羹(きんぎょくかん)」「琥珀(こはく)」などとも呼ばれます。錦玉は主に関東、琥珀は関西で使われる言葉です。

 

透明でキラキラした質感を生かし、水や川などの涼しげな水辺を描くことが多いですが、空や夜空、氷なども表現できる、独特な表情を持ったお菓子です。その涼やかな透明感から、夏の上生菓子によく使われます。 

 

錦玉製の上生菓子