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瓢箪(豊島屋)

 

瓢箪(ひょうたん)は、秋に実をつけることから、俳句の世界では初秋の季語になっています。

 

「なりひさご」「ひさご」「ふくべ」とも呼ばれます。

 

 

「瓢箪(ひょうたん)」外郎製:豊島屋

緑と白にぼかし染めた外郎生地で白こし餡を包み、手技で瓢箪をかたどったお菓子です。

 

 

瓢箪は六つで「六瓢(むびょう)=無病息災」に通じるとされ、健康長寿を願う縁起物です。

 

さらに、中身を出して乾かし、水やお酒を入れる容器としても人々に親しまれてきました。

 

容器として用いる場合に、蓋や栓をする上の部分は茎とつながっていたので蔓(つる)と言い、下の液体を入れる部分は甕(かめ)と呼ばれました。

 

この「つる」と「かめ」を鶴亀に置き換えると、これまたおめでたいですよね!

 

 

いつもご覧いただき、ありがとうございます。明日から夏休みに入り、しばらくお休みをいただきます。まだまだ猛暑が続きそうですが、くれぐれもお気を付けください!