「ほおずき」煉切製:森八
黄色と橙色にぼかし染めた煉切で白小豆つぶ餡を包み、茶巾絞り仕立てにし、ほおずきをかたどり、茶色の煉切製のへたを付けたお菓子です。
夏に紅く色づくほおずきの実を写した一品です。
毎年 7月9日、10日の両日は浅草寺の四万六千日の縁日で、この日に参詣すると4万6000日参詣したのと同じ功徳があるとされています。この縁日にともない「ほおずき市」が催されます。
ほおずきを煎じて飲むと、子供のかんの虫や大人の癪に効くという民間信仰があり、ほおずきと縁日が結びつきました。