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「桔梗屋(新丸子)」さん

 

今日紹介する和菓子屋さんは、神奈川県川崎市中原区新丸子町にある「菓心  桔梗屋」さんです。

 

最寄りの駅は、東急東横線の新丸子駅。医大モールの商店街の中にあります。

 

 

創業は昭和33年。「美味しい和菓子はあんこ作りから」をモットーに北海道十勝産の厳選された小豆のみを使った自家製のあんこが自慢のお店です。

 

日本医科大学武蔵小杉病院が近くにあるためか、桔梗屋さんのもう一つの特色として、糖尿病の方やダイエット中の方でも安心して食べられる和菓子を作っていることがあげられます。

 

医学専門家や管理栄養士の指導のもとに作られた、カロリー30%カット、1個当たり食物繊維を5g以上含む特別な和菓子を販売しています。

 

 

さてさて、小さな和菓子屋さんですが、上生菓子も季節ごとに丁寧に作られています。

 

今回は三種類を購入しました。

 

「ばら」煉切製:桔梗屋

白とピンク色にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み薔薇をかたどった木型にて押し抜いたお菓子です。緑の羊羹製のギザギザの葉を添えています。

 

カメオのブローチのような西洋風の意匠が素敵ですね。

 

 

「清流(せいりゅう)」求肥・小倉製:桔梗屋

角切りの求肥を芯にしてそのまわりを小倉餡で包み、短冊状の錦玉羹をのせ、その上に緑の羊羹製の鮎を配したお菓子です。

 

水晶のように透明度抜群の錦玉のきらめきから初夏の陽光を感じますね。

 

自慢の自家製餡ともっちもちの求肥の組み合わせが最高に美味しかったです。

 

 

「紫陽花(あじさい)」錦玉製:桔梗屋

求肥を芯にしたピンクの餡玉のまわりに、さいの目に切った透明と青色の錦玉を丸く付けたお菓子です。

 

梅雨の時季定番のお菓子です。錦玉が重なり合うことで、いろいろな色のバリエーションが生まれるのが楽しい一品ですね。

 

 

 

 

桔梗がデザインされた美しい桔梗色の包装紙も素敵です。