「鶴吉羊羹・橙(つるきちようかん・だいだい)」羊羹製:常盤木羊羹店
熱海はダイダイの生産量が日本一で、その地元の特産品を100%使用した羊羹です。
原材料はシンプルに、砂糖、手芒豆、水飴、橙果肉、寒天のみ。オレンジとも柚子とも違う、独特のほろ苦さと酸味が印象的な一品です。
常盤木羊羹店(ときわぎようかんてん)さんは大正時代に創業した熱海の和菓子屋さんで、現在で4代目。
鎌倉幕府初代将軍である源頼朝と北条政子の恋の舞台として有名な、熱海の伊豆山神社御用達のお店でもあります。
この羊羹の銘は、初代「前澤鶴吉」の名にちなんでいます。
「橙」以外に、たくさんラインナップがあり、「本煉」「栗」「梅」「抹茶」「柚子」「小夏」「桜」「小豆」など飽きさせない品揃え。
屋号に「羊羹」の文字が入っているように、羊羹づくりには並々ならぬ力をそそいでいて、「静岡県でNO.1の羊羹屋」を目指しているそうです。