「手毬(てまり)」さんは、2003年創業の北鎌倉の創作和菓子店です。
オーナーであり創作和菓子作家の御園井裕芙子(みそのいゆうこ)氏はちょっと異色な経歴の持ち主です。
会社勤めや小学校教諭、司会業など様々な仕事を経て、和菓子の道へと進んだ方です。
現在、新作や季節の和菓子を発表する作品展を開くと同時に、多くの人に和菓子の美しさと美味しさを紹介するため、アメリカ、フランス、ドイツなど世界各地でワークショップを開催しています。
また、老舗温泉旅館や有名ホテルの技術指導を行ったり、和菓子教室開催、テレビ出演、雑誌掲載など幅広く活躍されています。
手毬さんは店舗は持たず、すべて予約のみの販売で、大使館や有名企業からの特注依頼も多く手掛けています。
一般の方がここのお菓子を求めるのは敷居が高そうですが、曜日限定で、そごう横浜店や西武池袋本店で買うことができるのです。
今日は、そごう横浜店限定販売の手毬さんの上生菓子をお届けします。
「かもめ」煉切製:手毬
港町である横浜をイメージして、海のブルーを背景にカモメと型押しの錨を配置したお菓子です。