「きんとん」はいつも平仮名で書かれますが、漢字を当てると「金団」となります。唐菓子の「こんとん」がルーツといわれています。
茶席の主菓子として欠くことのできない重要な製法です。
「岸の眺め(きしのながめ)」きんとん製:とらや
小豆こし餡を白小豆こし餡で包みまるめ、そのまわりに、黄・紅・緑の三色のそぼろを植え付けています。
とらやさんのパンフレットによると、向こう岸に霞むように見える花の様子を写しているそうです。
やさしい春の日差しの下、花々が織りなす色模様は心をもあたためてくれるようです。
平成23年(2011)に初めて創作された新しいお菓子です。