2013年10月3日に初めてこの「上生菓子日記」を書き始めてから、今日でちょうど2000回目となりました!
今まで書いた日記はすべて「Evernote(エバーノート)」に保存して管理していますが、その文書数が昨日で1999件になっていることに気づいたのです。
記念すべき節目の回ですから、今日はスペシャルなこのお菓子をお届けします。
包装もスペシャルです。
リボンを解き、熨斗をとると、格調高い鶴柄が登場。赤坂の名店「塩野」さんのものですね。
幾何学模様が美しい菓子箱も素敵です。もう待ちきれません。早く蓋を取りたい。
うわぁ!いろいろな野菜や果物が12種類も整然と並べられていますよ。
箱の内側が銀色に輝き、お菓子をさらに美しく引き立てています。
昔から伝わる伝統の雛菓子で、いろいろな野菜や果物を煉切でかたどったものです。ひな壇を飾る、雛祭りに欠かせない華やかなお菓子なのです。
とりあえず、一個ずつ取り出して、並べずにはいられません。
何を写したものなのか、確認しながら並べていきます。
ひと目ですぐわかるものもあれば、似たものがあって迷うもの、まったくわからないものも。
間違いがないよう、店員さんに、すべてちゃんと確認しまして、このようなラインナップとなっています。
大根
蓮根
桃
ざくろ
枇杷
人参
メロン
茄子
とうもろこし
蕪
林檎
苺
中は、すべて白こし餡になっています。
苺とメロンがほぼ同じ大きさだったり、枇杷が大根と同じくらいに太かったりと、スケール感がばらばらなのもかえって楽しいですね。
大きさは、通常の上生菓子の四分の一ほどなので、パクパク食べられ、明日からまた頑張って2001回目を書く元気も湧いてきました。