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亀甲(塩野)

「亀甲(きっこう)」黄身時雨製:塩野

黄身餡をそぼろにして、小豆こし餡を包み、「壽」の文字を彫り込んだ六角柱状の木型にて押し抜いたお菓子です。

 

木型に入れ、押すときの力加減が重要で、黄身餡をつぶしすぎず、そぼろ状の質感を適度に残しつつ、かといって柔らかすぎて崩れないように作るのがポイント。

 

「鶴は千年、亀は万年」古来より長寿のシンボルとされてきた鶴亀もお正月には欠かせない意匠です。鶴はその姿の美しさをそのまま意匠に取り入れることが多いですが、亀はリアルに描くより、六角形の亀甲形で表現されることが多いですね。さらに、「寿(壽)」と組み合わせた意匠も定番です。