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瑞雲(彩雲堂)

「瑞雲(ずいうん)」煉切製:彩雲堂 

水色と白色にぼかし染めた煉切で餡を包み、めでたいことの前兆として現れる瑞雲の型で抜いて、上に金箔を散らしたお菓子です。

 

古典的な意匠でありながら、モダンな雰囲気が漂います。

 

 

瑞雲とは、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤など、虹のように淡く輝いて見える現象です。五色の雲、彩雲(さいうん)、慶雲、景雲、紫雲(しうん)などとよばれ、縁起のよい現象とみなされています。

 

この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象のひとつです。うろこ雲や、うす雲、まだら雲、風で千切られた綿雲などに見られることが多いそうです。

 

「彩雲堂」さんの屋号の「彩雲」は「瑞雲」と同じ意味です。

 

 

瑞雲