「八千代岩(やちよいわ)」外郎製:美鈴
こし餡をういろう餅で包み、螺旋状に折り込み、 抹茶をふりかけています。
八千代とは、八千年という意味で、極めて長い年月、つまり永遠を意味します。
八千代岩といってすぐに思い浮かぶのが、日本の国歌「君が代」ですね。
「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌(いわお)となりて 苔(こけ)のむすまで」
(君が代は、千年も八千年も、細石が大きな岩になって、それにさらに苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように。)
古くから人々に親しまれ、格調高い日本独自の茶菓子文化も、八千代岩のように永遠に守り継がれていきますように。