「ろう梅(ろうばい)」きんとん製:豊島屋
淡い透き通るような黄色に染めたそぼろを小豆つぶ餡のまわりに植え付け、氷餅を散らしたお菓子です。
氷餅の清冽な白さは雪のようであり、また、その柔和な輝きは冬の陽だまりのようでもあります。
ろう梅は名前に梅がついていますが、梅とはまったく別種の植物です。
様々な漢字があてられ、「蝋梅」「蠟梅」「臘梅」などとも書きます。また、中国より伝わったので「唐梅」「南京梅」とも呼ばれています。
1月から2月にかけて、最も寒い時期に健気に咲くその花姿には、大いに癒され活力がもらえますね。
花の香りは梅よりも強く、甘くフルーティで微かにシャボンのような清潔感を感じます。
まだまだ寒気が山肌を覆うこの時季、どこからともなくろう梅の芳香が漂ってくると、なんだかホッとしますね。