「利休饅頭(りきゅうまんじゅう)」薯蕷製:菊家
利休饅頭は、茶聖千利休にちなんだお茶請けの和菓子です。一般には皮に黒砂糖を用い、中に餡の入った比較的小さい蒸し饅頭となっています。
お茶請けのお菓子としては、スタンダードなものの一つで、千利休が好んだことからこの名前が一般的ですが、黒砂糖の産地である奄美大島にちなんで大島饅頭とも呼ばれます。
菊家さんの利休饅頭は、やや大き目なのが特徴です。
普段は無地の饅頭ですが、この季節はクリスマスにちなんで、特別に雪の結晶の焼印が押されています。
とにかく、中のこし餡の味が最高。甘すぎず、あっさりしているのに、コクがあって、濃厚な旨みが口中に広がります。