「初雪(はつゆき)」鹿の子製:坂根屋
出雲産大納言小豆の鹿の子に淡雪羹をかけ、初雪の風情を表現したお菓子で、中は白こし餡です。
坂根屋さんは、島根県の出雲大社近くにある明治5年創業の老舗和菓子屋さんです。
地元の上質な素材にこだわった逸品で、契約農家で栽培された出雲産の大納言小豆は、粒が大きく、濃厚な風味が特徴です。
新暦の11月22日〜12月6日頃は、二十四節気の中の二十節気「小雪」にあたります。
木々の葉が落ち、そろそろ北日本や山沿いから初雪の便りが届く頃です。
冬とはいえまだ雪はさほど多くなく、寒気が徐々に深まり、冬を肌で感じられるようになる時季をお菓子で見事に表していますね。