「藪柑子(やぶこうじ)」煉切製:蜂の家
緑と白にぼかし染めた煉切を葉の形にのばし木型で葉脈をつけます。さらに、二つ折りにして小豆つぶ餡を包み、紅羊羹製の実を添え藪柑子を写したお菓子です。
雪の中でも青々と葉を広げ、サクランボのような可愛らしい赤い実をつける姿を凛々しく描いた逸品ですね。
藪柑子は、藪の中に自生し、葉っぱの形がミカン科の柑子(こうじ)に似ていることからこう名づけられました。
常緑で赤い実をつける万両、千両、百両に似ていて、背丈が小さく実の付き方も少ないことから、別名十両とも呼ばれています。
花言葉は「明日の幸福」