「みかん」煉切製:シベリア本舗
これからまさに食べようと、みかんをむきはじめた様子がリアルに表現されたお菓子です。
白い甘皮まで実に細かく再現されている、驚異的な写実性にびっくりしました!
みかんは、晩秋から冬にかけて旬を迎えます。
寒い冬の日に、家族と一緒に炬燵に入りながら食べたみかんのみずみずしい甘さ。
子供の頃、熱を出して寝込んでいる時に、母親がみかんの薄皮や甘皮まで丁寧にとってくれて食べた、ジューシーな果肉の甘酸っぱさ。
学生時代の夏休みに、鈍行列車を乗り継いで旅をした車中で食べた冷凍みかんの目の覚めるような冷ややかな酸味など、みかんにまつわるいろいろな想い出が浮かんできます。
このように、みかんは、日本人にとって幼い頃から食べ親しんだ、最も身近な果物のひとつと言えるのではないでしょうか。
楽しい想い出を運んできてくれる、おいしいみかんのお菓子を食べて、これからの寒さを元気に乗りきりたいものですね。