自然の中で、秋ほどいろいろな色を楽しめる季節はないですよね。
その中でも圧巻は、幾重にも重なる楓の紅葉でしょう。
こちらは、美しく、美味しそうに色づいてきた、食べられる紅葉です。
小さなお菓子の中で繰り広げられる絶妙な色の変化は、まるで華やかな絵巻物を見ているようですね。
「重ねもみじ(かさねもみじ)」こなし製:両口屋是清
橙・黄・緑色にぼかし染めたこなし生地で小豆こし餡を包み、楓葉を彫り込んだ木型で押したお菓子です。
店頭に同じお菓子が5個並んでいましたが、ひとつひとつ手作りのため、色合いが微妙に異なります。その中から、気に入った色を2種類選びました。
こちらは別の一品です。前述のものと比較すると、緑色の範囲が少なくなり、全体として色づきが濃くなっています。
こちらは、昨年買った同じ銘、同じ意匠のお菓子ですが、色合いが全く異なりますね。緑色がなく、二色のみになっています。
今日の天気はあいにくの雨模様ですが、お菓子の紅葉で、じっくり紅葉狩りを楽しむことができました。