楓(かえで)の葉は、初夏の爽やかな青一色の葉っぱからはじまり、黄緑、黄色、橙色、朱色など、様々な色の変化を経て、最後に燃えるような赤一色の紅葉に染め上げられていきます。
一枚の楓葉を彫り込んだ木型を使って作られた、いろいろな和菓子店のお菓子を集めてみました。
青楓からはじまり、時の流れとともに色づいていく変化をお楽しみください。
「青楓(あおかえで)」こなし製:豊島屋
「楓(かえで)」煉切製:みのや本店
「初紅葉(はつもみじ)」煉切製:船橋屋
「照もみじ(てるもみじ)」煉切製:柏屋
「紅葉(もみじ)」煉切製:千草庵
「唐錦(からにしき)」こなし製:両口屋是清
「初もみじ(はつもみじ)」煉切製:鶴屋吉信
「紅葉(もみじ)」煉切製:庵月
「高尾(たかお)」煉切製:ささま
「もみじ」煉切製:鈴木家
「紅葉(もみじ)」煉切製:みのや本店
落ちた砂の量で、時をはかるのが砂時計なら、色の変化によって季節の移り変わり、時の流れを知らせてくれる楓葉は、まさに色時計ですね。