「鈴(すず)」煉切製:つ久し
「鈴(すず)」煉切製:みのや本店
「鈴(すず)」煉切製:末広庵
「鈴(すず)」こなし製:豊島屋
黄色に染めた煉切やこなし生地で餡を包み丸め、へらで鈴の形に整えます。さらに、煉切やこなしで、紅白を縒り合わせたひもをかたどり、あしらい、七五三のお宮参りで、子供の成長を願って鳴らす鈴を写したお菓子です。
11月15日は『七五三の日』ですね。
七五三(しちごさん)は数え年で三歳と七歳の女の子、五歳の男の子の身祝いで、今までの健やかな成長に感謝し将来の幸福を祈る御祝いです。
この時季、各和菓子店では七五三のお祝い用のお菓子がいろいろ登場します。
定番の紅白饅頭をはじめ、七五三にちなんだ意匠の上生菓子を出しているところも多いですね。
よく見かけるのは鈴をかたどった「祝い鈴」。
鈴には魔除けの意味があります。また、神社にご祈祷に行った時に、鈴は神を呼ぶ意味で鳴らされるもので、鈴を鳴らしながらお祓いを受けます。