里の秋（梅花亭）

「里の秋（さとのあき）」煉切・羊羹製：梅花亭 

白と黄色にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、さらに朱色に染めた羊羹生地で四角く包み、羊羹と煉切を組み合わせて作ったヘタを添えたお菓子です。 

艶やかな羊羹生地の光沢は、秋の日差しに照り映えて美しく輝く熟柿そのものですね。

柿は日本の秋を代表する果物であり、そのままKakiとして英単語にもなっている代表的な日本の果物です。 

艶やかな橙色に染まるその実は、秋晴れの青く澄んだ空とのコントラストがひときわ鮮やかで、思わず見入ってしまいますね。