「実り(みのり)」こなし製:豊島屋
茶色に染めたこなし生地で栗餡を包みまるめ、栗の形に形成します。ちょうど中央の位置で、最下部のみを残し、垂直の切れ目をいれ、パックリと割れた栗を写しています。
潔く割れた栗の姿を見ると、胸がすくようで、 とても気持ちいいですね。桃太郎が誕生した桃のように見事に割れています。
「秋」という言葉の語源は、”作物の収穫がアキ(飽き)満ちる季節”というところからきているそうです。
「秋」そのものに、”多くの作物や木の実が実る季節”という意味があるのですね。
そんな秋の恵みをいっぱいいただき、今年も食欲の秋を十分に満喫しました。
その中でも、一番たくさん食べたのは、やっぱり栗ですね。特に、新栗はこの時期しか食べられない貴重なものなので、ついついあれもこれもと気の趣くまま食べまくりました。