「甘梨（あまなし）」求肥製：彩雲堂
淡い黄色に染めた求肥生地で白こし餡を包みまるめ、梨の形をかたどり、みじん粉を散りばめたお菓子です。
ヘタは、本物のサクランボのヘタを代用しています。日本の梨の特徴である、果皮のザラザラした粒子状の斑点をみじん粉でうまく表現しています。
瑞々しい梨の実がたわわに実る季節になると、いよいよ秋到来ですね。
現在、日本で栽培されている梨は、「和梨」、「中国梨」、「洋梨」の3種類がありますが、日本語で単に「梨」と言うと通常は和梨を指します。
以前は、赤梨の「長十郎」、青梨の「二十世紀」が主な品種でしたが、今はさらに甘く水分も多い「新水」「幸水」「豊水」などが主流になっています。
シャキシャキとした食感とジューシーでみずみずしい甘さが特徴の梨ですが、このお菓子の梨は、モチモチとした食感とクリーミーでしっとりした甘さが楽しめました！
