「ささらがた・すいか」羊羹・錦玉製:両口屋是清
緑と黄緑色の縞模様に染め分けた羊羹に白羊羹を重ね、さらに小豆の蜜煮を散らした赤い錦玉羹を合わせてすいかを写したお菓子です。
小豆をすいかの種に見立てているのが楽しいですね。
このお菓子は、実際にすいかが使われていて、姿だけでなく、味もすいかにこだわって再現されているのが特徴です。
さらに、原材料名をよく見てみると、なぜかメロンも使われています。
すいかだけでは味が薄すぎる、あるいはパンチが足りないので、同じウリ科のメロンを加えて味の深みを出したのかもしれませんね。あるいは香り付けに加えたのかもしれません。
菓銘の「ささら」とは「こまかい」「小さい」という意味で、「ささらがた」は「小さい形」ということから、「一口サイズに仕上げた新感覚の和スウィーツ」というコンセプトで創作されたお菓子です。
いろいろなラインナップが出ていますが、定番は、大納言、白小豆、抹茶、紅つぶ、黒糖の5種類あり、あとは、各季節ごとに作られる限定販売の「ささらがた」が登場します。