「西瓜まんじゅう（すいかまんじゅう）」薯蕷製：榮太樓總本鋪
通常の上生菓子の約２倍くらいもある大きな薯蕷饅頭です。独特の柄からわかるように、西瓜を写したお菓子です。表面の緑の縞模様は、職人さんが一本一本筆で描いているそうです。
このお菓子、切ると、中も本物の西瓜ソックリにできているのです。さっそく二分割してみると、
赤い果肉に黒い種が点在するリアルな西瓜の断面が現れました！中は白隠元（いんげん）のこし餡を赤く染めたもので、種に見立てた黒ごまを散りばめています。
夏休みに帰省すると、いつも冷たい井戸水で冷やしてざっくりと切った西瓜が、お盆にどっさり乗せられて出てきました。その時のシーンが浮かんできます。
挨拶もそこそこに、かぶりついた西瓜の、なんと美味しかったことか！さらに、縁側で種を飛ばしっこしたり、砂浜で西瓜割りをしたなつかしい思い出もよみがえります。
このお菓子は、西瓜の味付けはしていませんが、食べていると不思議と西瓜の味がしてくるのがおもしろいです。
こんなかわいらしい箱にも入っているので、この夏、帰省の際のお土産に最適なお菓子ですね。八月末までの限定販売ですので、ぜひ家族のみなさんと切り分けて、ワイワイ楽しく食べてみて下さい！