「夏山(なつやま)」薯蕷製:鶴屋八幡
薯蕷饅頭に黄色と紅色の色をつけ、富士山の焼印を押しています。
夏山といえば登山ですね。
四季を通じて登山は行なわれますが、各地で山開きが行なわれる夏が本格的なシーズンで、俳句の世界では「登山」は夏の季語になっています。
山開きの日にちは山によって異なりますが、富士山は7月初旬に行われています。
国土の約7割も山地が占める日本では、昔から山は身近な存在でした。
自然の恵みをもたらしてくれる山々に人々は感謝し、山に対する畏怖、畏敬の思いを抱き、山を神様がいる神聖な場所であると考え、また山そのものを神として信仰の対象にしてきました。
昔は信仰のために山に登っていましたが、現在はスポーツや趣味としての登山が主流です。
このお菓子は、黄金色に輝く朝焼けの神々しい富士の姿を写しているように見えます。
山頂からこんな風景を見たら、人生観が変わりそうですね!