「ハイビスカス」煉切製:一炉庵
本紅で赤く染めた煉切で小豆こし餡を包み、木型で押してハイビスカスの花を写したお菓子です。シベの黄色が良いアクセントになっていますね。
ハイビスカスは江戸時代に琉球(沖縄)から伝来した花で、「仏桑花(ぶっそうげ)」の名で俳句に詠まれてきました。
漏斗形の花で、おしべとめしべが長く突き出しているのが特徴です。
花の色は南国の青い空に映える真紅が代表ですが、白、ピンク、黄色、朱色などもあります。
一日花ですが、つぎつぎに咲き継いでいくので、開花時期は7〜9月と長く楽しめます。
ハワイの州花としても知られ、リゾート感あふれるその姿はまさに夏にぴったりの花ですね。