「うす水羊羹(うすみずようかん)」水羊羹製:秋色庵大坂家
通常の水ようかんに葛を加えて煉り、もっちりねっとりとした食感を出し、こしあんの風味をプラスしています。よく冷やして食べると、味がいっそう引き立つ夏季限定のお菓子です。
葛のまろやかな口当たり、寒天のつるりとした清涼感、こし餡のとろけるような感触、それぞれの素材の特色を生かして、見事な羊羹にまとめあげています。
小豆餡の深いわびた色合いに、もちもちとした食感、さらに笹の葉の若々しい緑と清々しい香りが加わり、まさに五感が満足するおすすめの逸品ですね。
”うす水羊羹”という名前の通り、とにかくあっさりしていますから、甘いものが苦手、あんこが嫌い、蒸し暑くてこってりしたものは食が進まないという方にも気に入ってもらえるお菓子だと思います。
東京都港区三田にある、創業300年の長い歴史を誇る、和菓子の老舗「秋色庵大坂家(しゅうしきあんおおさかや)」が独自に生み出した水羊羹です。
季節限定、数量限定ということもあり、毎年すぐに完売になってしまう商品だそうですよ。
夏の奥入瀬渓流