「蛙池（かわずいけ）」煉切製：いづみや
緑に染めた煉切で抹茶餡を包み、手技で睡蓮の葉をかたどります。さらに、アマガエルの足型を付け、錦玉製の水滴を添えたお菓子です。
食べ物の上に、カエルの姿をリアルに描くと生々しくなるので、足型のみをさりげなく付けているのがいいいですね。
葉の上に乗った水滴も、コロコロと動き出しそうな臨場感があります。
清々しい睡蓮の花々に守られるように囲まれたこの場所は、カエルさんにとって最高の隠れ家ですね。
水面のゆらぎに同調して、ゆらりゆらりと揺れる睡蓮のゆりかごの上で、気持ちよさそうにまどろんでいるのかもしれません。
