「蛇の目(じゃのめ)」求肥製:美鈴
小豆こし餡入りの求肥餅の上面に木型で水紋をかたどり、その上に丸く薄い羊羹をのせたお菓子です。
反対側から見ると、微妙に表情が変わるのも楽しいですね。
餅とも団子とも違う、求肥ならではの絶妙な柔らかさ。そして、もっちりしているのにのど越しがよい独特の感触がたまりません。
蛇の目とは、同心円を基調にした模様で、ヘビの目から名づけられました。開くと、この蛇の目の文様の表れる和傘のことを蛇の目傘といいます。
今回九州では大変な雨になり甚大な被害がでてしまいました。心よりお見舞い申し上げます。
逆に関東地方では空梅雨の様相で、雨傘の出番がほとんどないまま梅雨明けしそうな気配です。
今日もとても暑い一日で、この蛇の目のお菓子が、メラメラ燃える太陽にも見えてきました。