「枇杷(びわ)」煉切製:花ごろも
黄橙色に染めた煉切で小豆こし餡を包みまるめ、電球型のびわの実をかたどり、緑色の煉切製の葉を添えたお菓子です。
実際のびわの葉っぱは、実の何倍もあるような大きなものですが、主役をたててあえて小さくちょこん添えているのが微笑ましいですね。
ヘタの部分は、茶色の煉切を丸めて付けています。
ヘソの部分は緑色の煉切を付け、十字型の切れ込みを入れてリアルに表現しています。
最近、ハウス栽培により、野菜や果物は一年中買えるものが多く、旬の時期がわからなくなってきていますよね。
そんな中、露地もののびわは5月から6月の限られた期間だけ味わえる、季節感あふれる貴重な果物ですね。