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ホワイトデーの上生菓子(船橋屋)

 

いよいよ来週ホワイトデーですね。 

 

バレンタインのお返しを何にしようか、多くの男性は今お悩み中のことでしょう。

 

私はいつも上生菓子と決めていて、この条件は揺らがないので、その点は選択に悩むことはありません(^◇^) 

あとは、どこのお店のどんな意匠のお菓子にするかを考えればOKなのです。 

 

当日記で、昨年、バレンタイン用上生菓子として取り上げた「船橋屋」さんのお菓子が大変好評だったので、今年も同じお店のホワイトデー用の一品を取り寄せることにしました。 

 

船橋屋さんは、福島県相馬市にある創業1888年という120年以上の歴史をもつ老舗和菓子店です。 

 

特に上生菓子に力を注いでいて、ネット通販で積極的に販売しています。楽天市場の生菓子ランキングの1位に選ばれていますし、平成11年には天皇皇后両陛下に上生菓子をお召し上がりいただいたそうです。 

 

女性の職人さんらしいカラフルで可愛らしい意匠が特徴で、国産の原料を使い、すべて自家炊き餡を使用し、一つ一つ手作りで丁寧につくり上げた逸品です。

 

「彩(いろどり)ラブリーズ・ハート」煉切製:船橋屋 

 

ピンクに染めた煉切で小豆こし餡を包みハートの形にかたどります。その上に赤い煉切製のリボンや色とりどりの花、金箔を配したお菓子です。 

 

このお菓子、見本と少し違っています。

 

(出典:楽天市場) 

 

こちらが見本写真で、私はこの白矢印の部分のリボンがくるくると縦巻きロールのように丸まった造形が気に入ってオーダーしましたが、残念ながら実物ではこの部分がついていません。(T_T) 

 

その代わりなのか、飾りの花の数は見本より多くなっています。 

 

 

リボンの結び目と輪(ループ)の部分が立体的に見事に形づくられていますね。 

 

 

リボンのタレの部分がお菓子の側面をなぞるように下り、さらにお皿に接して二股に分かれているあたりなんかはとてもリアルです。

 

 

花は、青・白・ピンク・紫・薄紫・黄・赤の7色あります。葉っぱは羊羹製です。 

 

さっそく切り分けることにしましょう。

 

 

ハートが真っ二つ、ということにならないように、ハートの下の部分を四角くカットしてみました。

 

 

中からたっぷりのこし餡が登場です。 

 

 

銘々皿に取り分けると、最初のハートの面影は消え去り、春の花畑を写したような普通の上生菓子になりましたね。 

 

では、最後にもう一度、特大のハートを!