「クジラ君(くじらくん)」煉切製:花ごろも
薄紫色と白に染め分けた煉切で小豆こし餡を包み、手技でクジラをかたどります。さらに、背中に白いそぼろをのせ、クジラの潮吹きを写したお菓子です。
今日のお菓子の主題は、な、なんとクジラ(鯨)!!
4年前から上生菓子のコレクションを始め、今まで3500種類以上収集してきましたが、「クジラ」は初めてのテーマですね。
私が子供の頃には給食によくクジラ肉が出ていて、大好物でしたが、 1987年の商業捕鯨中止以降は激減してしまいました。
たまにクジラの缶詰を見かけると懐かしくて思わず買ってしまいます。
さて、クジラはあまり季節感のない動物だと思っていましたが、俳句の世界では冬の季語になっています。
クジラは冬になると日本列島沿岸を回遊し、クジラ漁は荒々しい極寒の海の風物詩だったそうです。
最近では、クジラと言えば、何といってもホエールウォッチングが人気ですよね。
これも地域によってシーズンがあり、 沖縄でクジラが見れる時期は12月下旬〜3月の冬の時期だけです。
逆に北海道の知床周辺では夏が見ごろのようです。
夏休みに家族でクジラを見に北海道へでかけるのもいいですね。