「あじさい」煉切製：寿々木
ピンク、薄黄色、緑色にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、紫陽花（あじさい）の花を、型押しと羊羹製の二種類の手法で描いたお菓子です。
紫陽花を写したよくある上生菓子のように見えますが、実は特別な機能が備わったお菓子なのです。
麦芽還元糖を使うことにより、砂糖の量がかなり控えめになっている低カロリー和菓子です。
日本糖尿病学会・学術評議員の医学博士をはじめ、 多くの栄養士さん、患者さんたちの協力によって生み出されました。
低カロリーといっても、従来の和菓子と同じような甘みや、 それ以上の風味を十分感じることの出来る美味しいお菓子です。
カロリーは 30% OFF！そして糖尿病が気になる方にとって何より安心なのが、高配合された食物繊維の作用によって、急激な血糖値の上昇を抑える効果があるということです。
日本人の食事摂取基準（2010年版）では、食物繊維の目標量は、18歳以上では1日あたり男性19g以上、女性17g以上とされています。
このお菓子は、１個で8.3gもの食物繊維が含まれていますから、レタスに換算するとなんと約２個分！女性の一日の必要量の約半分がこれだけでとれてしまうのです。
ちなみに、このお菓子の成分内訳は、蛋白質3.1g 、脂質0.3g 、糖質9.8g 、ナトリウム2mg 、食物繊維8.3gとなっています。
ご病気などで、大好きなスイーツを食べたくても食べられない方たちのために、このようなアプローチで可能性を開いてくれる和菓子の世界には大いに敬意を表したいですね。
