「筍(たけのこ)」薯蕷製:そえ田
褐色に染めた薯蕷生地で小豆こし餡を包み、木型にてたけのこをかたどり蒸し上げた後、焼き目をつけたお菓子です。
新暦の5月16日〜20日頃は、「二十四節気・七十二侯」でいうと、「立夏(りっか)・第21侯:竹笋生 (たけのこしょうず)」に当たります。
たけのこがひょっこりと顔を出す頃ですね。
最も目にする品種「孟宗竹(もうそうちく)」は春先から出回るので、たけのこは春の季語かと思っていましたが、日本原産の「真竹(まだけ)」は、5〜6月が旬のためか、夏の季語になっています。
たけのこは生長がとても早く、一晩で一節伸びるともいわれていますが、こんな勢いのある初夏のたけのこにあやかりたいですね!