「御所桜(ごしょざくら)」煉切製:そえ田
薄紅色と白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包み、桜の花びらの上に御所車の車輪が描かれた木型にて押し抜いたお菓子です。
世界文化遺産に登録されている上賀茂神社は、京都で最も古い神社のひとつです。
その境内には、絶妙な位置に桜が植えられており、その中でも二大名桜と呼ばれているのが「斎王桜(さいおうざくら)」と「御所桜」です。
「御所桜」は孝明天皇(明治天皇の父)が京都御所から賜ったしだれ桜ということからこう呼ばれています。
御下賜された年代から推測すると、樹齢は140〜170年くらいと推測されています。
京の雅な桜を想い描きながら、美味しくいただきました。
上賀茂神社の「御所桜」