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3000個目の上生菓子

「花の宴(はなのえん)」錦玉製:菊家 

ピンクや白の淡雪羹を桜花の型で抜き、緑色のそぼろとともに錦玉の中に配し、羊羹台の上にのせたお菓子です。 

お花見は、日本人が古代より大切にしている春の行事ですね。 

 

桜の下に筵を拡げて花を観賞し、酒と肴を楽しみ浮かれる花の宴を、小さなお菓子の中に見事に表現した逸品です。 

 

透明な錦玉の中で美しく咲き誇る桜は、お酒を満たした盃に映る桜花を表しているのでしょうか。 

 

 

さて、2013年から上生菓子の収集を行ってきましたが、今日、記念すべき3000個目を達成することができました! 

 

初めて写真に収めた上生菓子は「桜」が主題のものでしたが、3000個目も偶然に「桜」の、しかもおめでたい「花の宴」のお菓子で迎えられたことは、とても感慨深いですね。 

 

様々な上生菓子を食べ尽くし、そのすべてを写真に記録し、折々の感想をしたため、我ながらよくここまで続いたとちょっぴり感動にひたっています。 

 

これも、多くの方々に支持していただいた賜物だと改めて感謝いたしております。 

 

明日から、また新たな気持ちで3001個目をじっくり味わいたいと思います。 

 

これからもよろしくお願いいたします!