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ハーブの女王

「草餡餅(くさあんもち)」餅製(御膳餡入):とらや 

蓬(よもぎ)を刻んで練りこんだ定番のお餅です。 「とらや」さんが慶安4年(1651年)に初めて創作しました。 

 

解説書によると、 草餅は、草のもつ香りが邪気を払い、病を退散させる効果があるといいます。また、「くさのあんもち」として御所に納めた記録も見られるそうです。 

 

 

よもぎは『ハーブの女王』と呼ばれるほど、さまざまな効能があります。 

 

飲んで良し:漢方薬として 

付けて良し:よもぎローション、よもぎ軟膏として 

浸かって良し:よもぎ風呂として 

燃やして良し:お灸の”もぐさ”として 

 

そして、何より 

食べて良し:和菓子や和食の材料として! 

 

 

よもぎのあの独特の香りは好き嫌いがあると思いますが、この「草餡餅」の香りは特に濃厚で、フレッシュな草の風味がとても爽やかです。