今日は、渋谷区幡ヶ谷に本社のある「ふるや古賀音庵(ふるやこがねあん)」さんのバレンタイン上生菓子を紹介します。
私の母親が生まれた年と同じ1936年(昭和11年)に創業したということで、親近感を覚える和菓子屋さんです。
「クマさん」煉切製
ウインクをしている可愛らしいクマさんが、リボンで飾り付けたハートを差し出している意匠です。
「天使」煉切製
初めて見た時に何を表しているのかわからず店員さんに聞いたら、「天使のおしりで〜す」と言われ納得。水色のネズミの耳のようなのが天使の羽になるわけですね。まさに恋のエンゼルです。中は小豆こし餡がぎっしり詰まっていました。
このお店の基本姿勢のひとつに「和菓子は作るのではなく、育てる」というのがあります。
まさに子供を大切に育むような、職人さんの深い愛情が感じられるお菓子ですね。
3月10日〜14日までの限定販売です。