「招福(しょうふく)」煉切製:菊家
招福の神・布袋さまが持つ大きな袋をかたどったお菓子です。中は風味豊かな栗餡です。
山種美術館に併設された「Cafe 椿」のオリジナル上生菓子シリーズの第5弾です。
今回のお菓子は、布袋さまをユーモラスに描いた伊藤若冲の作品がモティーフになっています。
伊藤若冲《布袋図》
(出典:http://www.fashion-press.net/news/gallery/20812/357499)
七福神の中で唯一人、実在していたことがはっきりしているのがこの布袋さまですね。
布袋さまの袋の中には、宝物がたくさん詰まっていて、布袋さんの行く場所行く場所には、富と幸せがもたらされるといわれています。
また、この袋は「堪忍袋」とも言われていて、色んな人の『我慢』をこの袋に詰めて、みんなのつらいことを全部しまい込んでくれるありがたい神様です。
美味しいお菓子とともに、御利益もしっかりお腹に収めました。