「えびす鯛(えびすたい)」煉切製:菊家
あんず入りの煉切を薄紅色に染め、小豆こし餡を包み、木型にて鯛をかたどり、釣り竿と糸を添えたお菓子です。
恵比寿さまが釣り上げたみごとな鯛が、ピチピチ飛び跳ねそうな勢いで生き生きと描かれていますね。
昨日に引き続き、山種美術館の「Cafe 椿」オリジナルの上生菓子です。
今、この美術館では特別展「伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ―HAPPYな日本美術―」が開催されています。
それにちなんで、伊藤若冲の《恵比寿図》をモチーフにした和菓子が創作されました。
伊藤若冲《恵比寿図》
(出典:http://f.hatena.ne.jp/fuhca/20160111221203)
質の良い小豆の風味にあんずの上品な酸味が加わり、洗練された甘さが印象に残る大満足な逸品でした。