矢羽根羊羹

「矢羽根羊羹(やばねようかん)」羊羹製:鈴木家

 

黄色く染めた羊羹液を容器に流しこみ、その上に紅色の色素を数本線状に絞り、竹串でその線に垂直に上下交互に線を引き矢羽根模様をつけ固めたお菓子です。 


かつて、おせちや祝い膳に欠かせない定番アイテムだった 矢羽根羊羹ですね。 

ご主人によると、近隣のホテルからの特注で作ったそうですが、そのおこぼれにあずかれラッキーでした! 


矢羽根は矢の上部につける、鷲、鷹、鳶などの羽根のことで、「破魔矢(はまや)」とか「的を射る」などといわれるように、魔を払いのけ、ねらった的をみごとに射ぬく縁起の良いものです。 


また、矢羽根模様と言えば、オーストリア菓子の定番、エスターハージートルテもはずせないですよね。