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見ざる 言わざる 聞かざる(とらや)

「見ざる 言わざる 聞かざる(みざる いわざる きかざる)」桃山製:とらや 

目、口、耳をそれぞれ塞いだ三匹の猿は「三猿(さんえん)」とよばれ、「他人の欠点や過ちは、見ない、聞かない、とするのが良い」という教えであるとも言われます。このお菓子は、身を寄せ合う三猿を木型でかたどったお菓子です。(とらや解説書より)

 

白餡に卵黄や寒梅粉、水飴を練り混ぜた桃山生地で、蜂蜜と日本酒を加えた特製白小豆こし餡を包んでいます。

 

厳選した素材から丁寧に作られる自慢の白餡だけあって、豆の香りがとても豊かで、濃厚な味を堪能できました。 

 

さて、お菓子の輪郭が曖昧なので、どの部分がどの猿に当たるのかしばし考え込んでしまいました。

 

向かって一番左の猿は横向きで口を押さえているように見えるので、これが言わざる、真ん中の猿は顔の輪郭の目のあたりを押さえているようにみえるので、これが見ざる、そして、一番右の猿は残る聞かざると解釈しましたが、みなさんはどう思いますか? 

 

昨年秋に訪れた日光東照宮の三猿