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春時計


「春時計(はるどけい)」きんとん製:とらや 
小豆つぶ餡を求肥生地で包みまるめ、それを芯にしてそのまわりに黄色く染めたそぼろを植え付けます。さらに、花形に抜いた赤い羊羹を3、6、9、12時の位置に配し、花時計を表しています。 

このお菓子のオリジナルは、平成12年の宮中歌会初のお題『時』にちなんだお菓子で、平成11年(1999)にはじめて創作されました。 


黄色と赤の鮮やかな色合いが春爛漫の明るい雰囲気を醸し出しだしていますね。 


ほんわかとあたたかい春の時計は、実際の時間よりもゆるやかに時を刻んでいるように感じられます。